なんとなくアジア(旅の日記から)
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トルコ横断旅行記-8
■ドウバヤジット(Dogubayazit)
ドウバヤジット・イサクパシャ宮殿
 

ドウバヤジットからイラン国境へは東へ30kmちょっと。到着時、アンカラ発のバスに同乗していた乗客のほとんどが、待ちかまえていた国境行きのドルムシュに乗り換えてゆく。車内で一緒だったトルクメニスタン人の学生グループもドルムシュの中に消えた。彼らは昨夜アンカラを発ち、この後イランを横断して、明日の午前中にやっとトルクメニスタン国境を通過するそうだ。飛行機ならアンカラからアシガバートまで3時間ほどだが。

ドウバヤズットmap
街から見えるアララット山
クルド人の住居
装甲車

ドウバヤジットは殺風景な埃っぽい街ながら背景に雪を被ったアララット山が見えるし、街から東へ5kmほどのイサクパシャ宮殿があるので高ポイント。この宮殿から見る夕日は必見。ただし夕日を見た後の時間にはドルムシュはないので、街まで真っ暗な中を歩いて帰ることになる。

宮殿のまわりの山は木が一本もない荒涼とした大地。それでも斜面にへばりつくようにクルド人の民家が建っている。夕日を見るにはよいところだが、住むには全く適さない場所。生活用水を汲み行くだけでも大変だ。

街中でひときわ目を引く警察の装甲車。ちょっと見にはまるで戦車。ここから先、トルコ東南部ではよく見かける車両。これはクルド系住人と隣国からのクルド人難民に対するもの。ここまではまるで見かけなかった検問も急に多くなる。

diay コンテンツに移動 page topへ移動 back next page 2002/8/21-22