なんとなくアジア(旅の日記から)
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キルギス旅行記/ビシュケク-オシュ/Route M41 (3)
■カラキョル〜コチュコル・アタ
コチュコル・アタのタクシードライバー宅の庭
 

カラキョルで寄り道したせいで、この先の移動が難しくなった。昼過ぎともなると、シェアタクシーの定員はナカナカ埋まらず。2時間近く待ってやっと出発。しかし、この先の道路は改良工事中の砂利道が延々続き、速度もそれほど出せない。タクシーは炭坑の街、タシキョミョルの先の小さな村まで。キオスクが一つあるだけの道端で次の足を得るまでまた2時間ほど待ちぼうけ。交通量は多く、どの車でもタクシー的な使い方ができる国だから、すぐにどれかが停まってくれるだろうと思ったが、通過してゆく車はどれも定員いっぱい乗車中。

やっとのことで捕まえた車はコチュコル・アタの手前の自宅で本日の仕事は終わりという。聞いたこともない街の名前... 他の乗客が全て降りたウズベキスタン国境の街で、「タクシー」としての料金を払えばどこへでも行くといいだすが、「シェアタクシー」の値段と比べると4-5倍の価格差。時間はすでに午後8時(といってもまだ明るいが)をまわっていてアルスランボブまでの道のりは遠すぎて断念。結局コチュコル・アタのドライバー宅に泊めてもらうことになった(タダ)。

韓国ドラマ放映中泊めてやるという言葉を信用してよいのかどうか判断しかねる強面のドライバーで、怪しげな場所だったら辞退しようと考えていたけれど、門まで迎えに飛び出してきた小さな女の子を見てひと安心。広いが殺風景な庭のブドウ柵の下に寝床をこしらえてもらう。快適。ここはウズベキスタンとの国境付近、フェルガナ盆地の北東に位置する。テレビも普通にウズベキスタンの放送が入る。韓国系の民族が多く、さらに国境を越えた先にあるアンディジャンには大宇(DeaWoo)自動車の工場もあって、「冬のソナタ」をはじめ韓国ドラマも結構目にする。

diay コンテンツに移動 page topへ移動 back next page 2004/8/25