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↑街を東西に貫くメインストリートを行き来するトロリーバス |
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↑CBTナルンのオフィス。滞在中ほとんどここで過ごしたことになる |
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↑ナルン川。やがてシルダリヤ川となってアラル海へ注ぐ中央アジアの大河 |
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↑宿の食事はとてもベーシックだが、盛りつけに心づくしを感じる。CBT斡旋のホームステイにて |
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CBT (Community Based Tourism) のインフォメーションセンターに到着してすぐに中国行きを手配。尋ねるなり「明日は中国側からのトラフィックがあるから、安くできるよ」というので大喜び。
さてここで、トルガルト峠を越えて中国のカシュガルへ抜けるルートについての概要を。国境は開放されているが、中国側国境付近以降が未開放エリアで、ここを両国以外の人が通過する場合はパーミッションが必要となる。その他にも条件があり、国境到着時点で反対側国境に迎えの車がきていなかればならず、確認がとれないと通してくれない。また峠を挟んだ両国境間も許可証を持ったドライバーの運転する車でないといけない、等々。ビシュケク〜カシュガル間には週1便のバスがあるが、現在外国人は乗車不可。よって、一般的には代理店に車を手配してもらうことになる。
国境の開いている時間は平日の10am-5pmだが、突然閉まってしまうことがあるため、午前中に通過できる時間に合わせて早朝出発するのが普通。
なお、キルギス〜カシュガル間は南の方に別の国境、イルケシュタムが開放され、パーミットも要らず、バスにも乗車できるため、旅行者のメインルートはそちらに移っている。
話を戻して、カシュガル行きの話の途中で中国ビザを持っていないことについて難色を示されたが、「日本人は15日以内ならノービザでok」と説明して落着した...はずだったのだが。
次の日の朝4時過ぎに起床。5時には宿に迎えにきてくれるという話だったが、5時を過ぎても誰も来ない。表の様子を見に行くと、ドアに張り紙を発見。そこには「残念ながら、ビザがないなら入国できないと中国側のパートナーがいっている。従ってキャンセルした」と書いてあった。絶句!
オフィスが開く9時にオフィスに押し掛け、ビザ問題を再度調べてもらい、結局問題なく入国できることが証明されたが、明日の出発は倍額近い$240!(つまり一方向だけの乗客だと、双方で片道が空気輸送になるから)で、シェアしてくれそうな人を探すがナルンには旅行者は少なくカシュガルへゆく人は見つからず。まる1日再トライに動いた挙げ句の断念はきつい。手配をまずったCBTの2人にやつあたりしたいところだが、とっても気のいい彼らに文句は言えず。気分を変えるために夕方から山登り。 |